【メリットとデメリット】黒ニンニクの効能と欠点は?
大学の研究者にニンニク以上の効能を学会や論文などで発表されたことでいっきにその注目を浴び、多くの人が興味を持つようになった黒ニンニク。
今では炊飯器を使い自分で作る人も増えてきました。
しかし、真っ黒な見た目とニンニクのニオイと味の印象からまだ食べたことがないという人も多くいます。
今回はそんな黒ニンニクに偏見を持ってしまっている人のために、本当の黒ニンニクの姿をご紹介させていただきます。
この記事でわかること。
・黒ニンニクの味やニオイは?
・黒ニンニクの効能は?
・黒ニンニクの欠点は?
・1日の摂取量の目安は?
今回ご紹介する内容は次の通りです。
まずは、黒ニンニクとはどんなものなのかということをご紹介します。
黒ニンニクとは?
黒ニンニクは、わたしたちが普段「餃子」や「ラーメン」などで食べているニンニクを高温で熟成、乾燥して作られます。
そんなニンニクの印象は「臭い」「疲労回復や精力がつく」といったものだと思います。
しかし、黒ニンニクにはニンニク特有のニオイというものがほとんどありません。
食べたあとの口臭や体臭もまったく気にならないので仕事前に食べても大丈夫。
味もニンニクとはまったく違っていて甘いドライフルーツのような食べやすい味です。
美味しくてつい食べすぎてしまうという人も少なくありません。
食べたことのない人には「騙されたと思って一度食べてみて!」と言いたくなってしまう美味しさです。
見た目やニンニクの印象で食べるのをやめてしまうのはとてももったいないと思います。
みんながもつニンニクの印象の中に「疲労回復や精力がつく」というものもありますが、黒ニンニクにはどのような効能があるんでしょうか?
黒ニンニクの効能は?
味やニオイと同じように黒ニンニクの効能はニンニクとは大きく違います。
まず、黒ニンニクになることで大きく変わるのが疲労回復の効能です。
その効能はニンニクの4倍と言われています。
(ヒルナンデス 2020年2月17日)
この疲労回復の効能の増加が、黒ニンニクの大きな特徴の一つと言えます。
もう一つの大きな特徴が老化予防(アンチエイジング)の効能の増加です。
抗酸化作用という老化予防(アンチエイジング)に効能のある成分「S-アリルシステイン」「ポリフェノール」が黒ニンニクになることで
「S-アリルシステイン」・・・ニンニクの16倍
「ポリフェノール」・・・ニンニクの6.5倍
に増加します。
ほかにも黒ニンニクは
1.疲れにくくなる
2.免疫力アップ
3.がん予防
4.悪玉コレステロールの除去
5.動脈硬化の予防
6.ストレスに強くなる
7.脳の萎縮を抑え、学習能力アップ
8.認知症の予防
という「健康」に嬉しいたくさんの効能をもっています。
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しかし、黒ニンニクにも良いところだけでなく注意しなくてはいけないこともあります。
黒ニンニクを安全に食べていただくためにも、欠点も詳しくご紹介しておきます。
黒ニンニクの欠点は?
まず、黒ニンニクについて注意しておいていただきたいのが、食べすぎてはいけないということです。
ニンニクには、「アリシン」という成分があり、たくさん食べると腸内の悪い細菌だけでなく良い細菌まで倒してしまい腸内環境を悪化させることがあります。
ニンニクが黒ニンニクに変わる間にこの「アリシン」はほとんど「S-アリルシステイン」という安全な成分に変わってくれるので、ほとんどの場合安全なのですが、ごくまれに
黒ニンニクを食べすぎても腸内環境を悪化させ「下痢」や「腹痛」をもよおしてしまう人がいます。
とくに「自作した黒ニンニク」や「しっかりと成分のことを考えて作られていない黒ニンニク」は食べすぎないように注意しましょう。
1日の摂取量の目安は最初は1片にしておき、お腹の調子に問題なければもう少し食べても良いですが多くて4片までにしておきましょう。
もう一つ黒ニンニクの欠点は
自分で作るのが大変ということです。
・ニオイが炊飯器に付くので、その炊飯器ではご飯が炊けなくなる
・熟成に10日~2週間くらいの期間がかかる
・黒ニンニクにしては栄養が少なくなる
・硬かったり、苦かったり失敗することがある
・食べ過ぎると腸内環境を悪化させる場合がある
このような苦労をしたくない人のためにわたしが食べているおすすめの黒ニンニクをご紹介します。
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【メリットとデメリット】黒ニンニクの効能と欠点は?
まとめ
今回の内容をまとめると次のようになります。
- 黒ニンニクはニオイがほとんどなく甘くて食べやすい
- 疲労回復が4倍になる
- 老化予防も大きく向上する
- 黒ニンニクを作るのは大変
- 安全と効能のために良い黒ニンニクを選ぶ
- 念の為食べすぎない
今回の記事を参考に安全に黒ニンニクにチャレンジしてみてください!